本日は、【はちクラブ】をご覧いただきありがとうございます。
ガーデニングを趣味にすると、避けては通れない『草むしり』!
むしってもむしっても生える草、『草むしり』に終わりはありません!
そうです!草むしりに楽な道などないのです!
趣味はガーデニングというより、むしろ『草むしり』と言わざるを得ない状況(;^_^A
しかも、花芽なのか?草なのか?見分けがつかず大事な花芽を抜いてしまう始末・・・
『草むしり』に必要なもの。それは、折れない心です!【草むしりに必要な心構えと服装や道具】
日頃私が使っている道具や作業服をご紹介しようと思いました。
お役に立てれば幸いです。
草むしりの服装
草をむしる時の服装は、意外と重要なんです。
草むしり中に虫や菌等で取り返しのつかない事故へつながる恐れもあるんです!
衣類(作業服)
害虫から身を守るための鎧なので重要です。
特に蜂から身を守るため黒色以外の作業服を着用して、黒い所(髪など)は極力隠しています。
なぜなら蜂は、黒いものを本能的に攻撃するらしいので注意しています。

蜂はどうして黒いものに反応するんだろう?

熊だと思うらしいよ。熊はハチミツが好物だからね!

じゃ、くまのプーさんは可愛いふりしてハチミツの瓶を持っているけど、蜂から見たら戦慄の光景だね!

はちが鉢って・・・ちょっとややこしいね・・・
固い素材とか、スキニーの様なぴったりしたものは疲れます。
夏は、薄手の生地で長そで長ズボンで作業しています。
暑いからと半そで半ズボンで草むしりをしたら虫に刺され酷い目に合いました💦
※ウチの地域では、雨上がりに草むしりをするとヒルに噛まれて血だらけになります。
手袋
私は、過去に素手で草むしりをして何度か虫を握っていた事があります。
ナメクジを握り潰してしまった時は無害でしたが、あのヌルヌルは手を洗っても中々落ちませんでした。
それと毛虫を握ってしまった事がありました。
手の中にモフモフとした感触があったので「これはヤバい」と思い、直ぐに手を開いたらチャドクガという毛虫を握っていました。
あのモフモフとした感触は忘れられません(^_^;)
あの時は、奇跡的に刺されずに無傷で済みましたが、刺されていたら大変でした。
その他にも、土の中には菌が無数に生息していますので、手の小さい傷口から、どえらいウィルスに感染でもしたら大変です!
ですから、絶対に手袋をして作業しています。
帽子
日焼け用と虫よけに被っています。
選定をしていると、切った枝と一緒に虫も降ってきます。
蜘蛛の巣を髪に引っ掛けてしまう事も度々です。
私が被っているのは、帽子の後ろに布が付いている、農家のお母さんたちが被っているアレです。
軽いし、フィットするし、首回りの布が紫外線や虫の侵入をガードしてくれますので、とても助かります。
私は見た目より実用性重視です。
虫が上から降って来ると首元に入って大騒ぎになるんです・・・💦
靴
長靴を履いています。
ウチの地域では、雨上がりに草むしりをするとヒルに噛まれて血だらけになり1週間は痒くてひどいので、必ず長靴を履きます。
ヒルは”ヤマヒル”という種類で、何故か足首を集中してやられます(^_^;)
虫よけ
蚊も非常に面倒な生き物です!
私はどこでもベープを愛用しています。
中々効きますよ💛
他にもスプレータイプのものは、邪魔にならなくていいですし、吊り下げる蚊取り線香タイプのものもありますのでご自分の用途に合わせて使うといいと思います。
草むしり道具
小さい鎌
草むしりの道具は検索すると驚くほどヒットしますが、私が絶対に必要な道具は、誰が何と言おうと除草鎌の小さいヤツ!です。
タンポポなどの大根の様な太くて深く伸びる根っこは、途中で引きちぎって抜いてくれますし、浅く広く張るタイプの草もギザギザで引っ掛けて簡単に抜けます。
コンクリートの目地にも使えます。
私は、このタイプの鎌がなければ草むしりは出来ないと言っていいです。
片手鍬
狭い場所では、片手鍬が作業がしやすいです。
草むしりと土を耕す事が一緒に出来ます。
それほど深くは耕せませんが、草も抜けるので一石二鳥です。
私は冬に寒肥を撒いておくので、それを耕しながら地中に埋めるのにも一役買っています💛
刈払鎌
土手の草刈りに使っている柄の長い鎌です。
手が届かない場所でも刈れるので重宝しています。
椅子
ダイソーで150円で売っていた、折り畳み式のヤツを使っています。
しゃがんでする作業なので、膝がヤバイです。
草むしりの時期
私の住んでいる地域の草の状態を表にしました。
気温や降水量が日光市は他とは違うのでご参考までに・・・
やはり春先の開花前に草をむしるのは必要と思いますが、入梅時期も伸びますし、最近では5月から6月も気温が高いので地獄の草むしりになってしまいます。
草むしりの適切な時期を見極めてなるべく無駄のない労力を使いたいものです。
月 | 平均最高/最低気温(℃) | 平均降水量(㎜) | 草の状態 |
1月 | 5.8/-4.2 | 43.5 | 枯れている |
2月 | 6.3/-3.8 | 48.4 | 地上部は枯れているが、根は動き出している |
3月 | 9.9/-1.0 | 100.7 | 芽吹き、成長し始める |
4月 | 15.8/4.4 | 140.9 | 花芽の形成、末頃開花を始める |
5月 | 20.1/9.9 | 164.1 | 開花~満開 |
6月 | 22.7/14.5 | 203.7 | 成長期 |
7月 | 26.1/18.4 | 275.2 | 開花後の種を作り始める |
8月 | 27.7/19.5 | 313.4 | 種に栄養を蓄えるために、成長を止める |
9月 | 23.7/15.7 | 280 | 葉を枯らし種に集中し世代交代の準備をする |
10月 | 18.4/9.4 | 185.4 | 種を蒔き散らす |
11月 | 13.4/3.2 | 90.7 | 秋に発芽するものもあるが、春に発芽を待つものもある |
12月 | 8.5/-1.6 | 39.6 | 秋に発芽したものは、成長を休止、それ以外は春を待って枯れている状態に見える |
※ 日光市平均気候・気象庁参考
むしった草の後処理
ウチでは庭の片隅にむしった草を放り投げて山にして野積みしておきます。
時間はかかりますが土になります。
丁寧に作る場合は、穴を掘ってそこへ雑草や落ち葉、鶏糞や米ぬかなどを混ぜて土を被せたらビニールシートで覆っておくと堆肥になります。
ウチは雑草の量が多いので、落ち葉と抜いた草に土を付けたまま放り投げて山にしておきます。
そのまま放置していると山が沈んでいて、下の方は土になっていますので、出来た土は使っています。
そこへ、また新たなむしった草や落ち葉を乗せていくというシステムです。
むしった草も資源として使えば、草花庭木と同じ植物なのに嫌われる雑草も浮かばれると、勝手に思っています(^_^;)
まとめ
草むしりについて書いてみましたが、ベランダなのか庭なのかで道具も服装も変わります。
広大な庭なら草刈り機が必要ですし、普通の庭なら鎌で大丈夫でしょうし、ベランダなら道具なしでいける!(個人差があります)
私はド田舎に住んでいますので虫や動物が沢山います。
広大な庭ではありませんが草刈り機だと細かい所が出来ませんので鎌や鍬が一番合っていました。
それにド田舎で草むしりをしていると、蜂に襲撃されたり、毛虫に刺されたり、蛇の攻撃にあったり、ネズミにジャガイモ食われたり、キジにホウレンソウ食われたり・・・
とにかく一番必要なのは、折れない心です。
これは決して愚痴ではありません。
全てを楽しむために書いています。
あなたのガーデニングライフがとても楽しい時間になる事を祈っています。
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